松山大空襲から71年目の26日、愛媛県松山市戦争犠牲者平和祈念追悼式が同市道後姫塚の市平和記念広場であった。空襲や戦地で亡くなった市民の遺族ら約70人が参列し、二度と戦争をしてはならないとあらためて誓った。
 追悼式は市遺族会や市など8団体でつくる実行委員会が2005年から開催し12回目。全員で黙とうし、実行委の愛原章会長(81)が「松山市の戦没者は約8000人、空襲で亡くなられた方は540人余り。平和な時代がとわに続くことを皆さまと祈念したい」と式辞。野志克仁市長が平和記念碑に供花しあいさつした。